体重を落とすために運動ばかり頑張っていませんか?
こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
カロリーのお話で摂取カロリーと消費カロリーのバランスはホルモンによって調整されているということは前回、前々回でお伝えしたことは覚えているでしょうか?
摂取カロリーを制限かければそれと同様に消費カロリーも減少してバランスが保たれて、結果的に元々の体重よりも太ってしまいます。
では、逆に消費カロリーを増やせば体重は落ちるのでしょうか?
消費カロリーを増やすには運動が一番だと普通は考えることだと思います。
そして、運動する人が全世界で増えてきました。
どこの国も肥満はどんどん減ってくるだろうと考えましたが、実際のところ肥満率は減少することはありませんでした。
むしろ、運動しない国ほど痩せている人が多いのです。
これを見たとき衝撃的すぎました。
となると、運動量の低下が肥満を招く原因でないとすれば、運動をしても肥満をなくすことはできないであろう。
🔵運動して燃やせる脂肪は5%が限界🔵
1日に使われるカロリーのことを「総エネルギー消費量」といいます。
この「総エネルギー消費量」に含まれるのは運動によるエネルギー消費だけではありません。
大部分を占めるのは「基礎代謝量」です。
「基礎代謝量」は、呼吸、体温の維持、心臓の拍動の維持、脳機能、肝臓機能、腎機能など、代謝によって体の機能を維持するのに使われています。
カロリーのほとんど(95%)が基礎代謝に使われています。
基礎代謝量は様々な要因によって変わってくる。
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・遺伝 ・性別(男性の方が高い)
・年齢(年齢とともに落ちていく)・体重(筋肉量にともなって増える)
・身長(身長が高いほど高い)・食事(過食か少食化)
・体温 ・外気温(温めれるか冷やされるか)・臓器の機能 など
🔵運動と食事はどちらも大切というわけではない🔵
肥満の原因の95%を占めるのは『食事』です。
なので、体重を落とすのであれば食事に的を絞って注意したほうが効果が出やすいのです。
もちろん、運動も健康のためには大切です。
運動することに利点はあります。しかし、体重を落とす効果は期待できません。
例えば、野球でバントのテクニックがあるが、これは試合の5%使うか使わないかのレベルになり、試合を左右するほど重要ではない。
それなのに、練習の半分以上をバントの時間に費やすのは効果的ではなく、他の打撃や守備、ピッチングに時間を当てたほうが試合に勝つには効果的だ。
しかし、「運動が体重を落とすには適切です。」と昔の人が言ったがために、
運動(バント)ばかりする人が増え、結果的に効果が出ず肥満が増えることに繋がってしまいました。
🔵なぜ運動を増やしても体重が落ちないのか🔵
実際、運動量を増やして体重が落ちた人もいます。
しかし、思ってたよりも落ちる量が少なかったのではないしょうか?
それは「代償作用」が起きているからです。
これには2つのメカニズムがあります。
1.『運動をすると摂取カロリーが増える』
激しい運動をした後は、いつもより多く食べてしまうからです。
コホート研究(ある集団の生活習慣などを追跡調査して疾患のリスクとその要因を明らかにする研究)を行なった結果、運動の時間が1時間延びるたびに、292キロカロリー余分に食べていたのです。
2.『運動以外の活動によって、その他の時間の過ごし方が変わってくる』
皆さん一日頑張って働いたら、空いた時間で運動をしようと思いますか?
逆に一日椅子に座って過ごして入れば、空いた時間があれば動かそうと思いますか?
体育を受けたグループと体育を受けていないグループの活動量を比較する研究がされ、
結果から言うと、その差はありませんでした。
なぜでしょうか?
それは、体育を受けた人は家に帰ってからあまり動かなかったのに対して、
体育を受けていない人は家に帰ってからその分動いていたからです。
というように体は知らないうちに体がバランスを取ろうと摂取カロリーを増やしてり、
活動量をコントロールしているです。
ここで再度言っておきますが、これは体重を落とすことに関して運動は関係性がほとんどないと言っているだけなので、
ボディーメイクで見た目を綺麗に締まるところは締まった体やムキムキを目指している人は運動をする必要があります。
また、運動することで心肺機能や持久力など体力もつくので決して運動がいらないというわけではないので間違えないようにお願いします。
まだまだ書きたいことがたくさんありますが今回はここまでにしておきます。
一つ一つ整理して正しい知識を身につけて生活を豊かにして行きましょう‼️
早く知りたい方はこちらの本に書いています。
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個人的に聞きたい方はこちらからお願いします。
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最後まで見て頂きありがとうございました。
次回はこちらです。
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