体重がどうやって増えているのか知っていますか? 体重変化のメカニズムを理解しよう‼️
こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
皆さんは「体重変化のメカニズム」を知っていますか?
これまで様々な説が言われてきました。
<例えば>
・カロリー ・精製された炭水化物 ・全ての炭水化物 ・遺伝的性質
・赤身肉 ・スナック類 ・睡眠不足 など
こうした様々な説があり、ちまたでは、「低カロリーダイエット」と「低炭水化物ダイエット」のどちらかが正しくてもう一方は間違っているなどと色々論争が繰り広げられてきました。
しかし、この考え方は間違っています。
なぜなら、どの説もいくらかの真実を含んでいるからです。
他の例えで言うと
心臓発作の原因といえばなんでしょうか?
『家族歴、高コレステロール、喫煙、糖尿病など』が挙げられます。
これらの原因の中には改善できるものとできないものがあり、どれもリスクを高めるものです。
先ほどのどちらかが正しくてもう一方は間違っているの考えを当てはめると、
「喫煙は危険因子で糖尿病は危険因子ではない」ということになる。
しかし、糖尿病も危険因子であるのでどれも正しいと言える。
このように、何か一つの原因だけで引き起こされることはないのです。
🔵ホルモンが肥満の原因である🔵
『肥満とは』
ホルモンによる脂肪の調節がうまくいかなくなることです。
体は、自動温度調節器と同じように設定された体重を保とうと働きます。
体重が軽くなれば食欲を増進させ、代謝量を減らして設定体重に戻ろうとする。
では、この「設定体重」はどのように決まるのでしょうか?
これらは全てホルモンで説明がつきます。
ホルモンは多数の体内システムの調節を担う化学的な伝達物質で、食欲、脂肪の蓄積、血糖値の調節などを行います。
では、これらの中のどのホルモンが肥満の原因なのでしょうか?
最初に答えを言うと、「インスリン」と「コルチゾール」の2つのホルモンに因果関係が見られました。
これらについて書く前に以前にも軽くお話しましたが、簡単にホルモンについて理解しておきましょう。
🔵ホルモンとは🔵
『ホルモンとは』・・・標的細胞に情報を伝達する微粒子のことである。
例えば、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは活動を活発にせよと全身の細胞に伝達する。
インスリンは、血中のグルコースをエネルギーとして使えとほぼ全身の細胞に伝達する。
では、インスリンについて説明していきましょう。
🔵どのように発生しどのような活動をするのか?🔵
食べ物は胃や小腸で分解される。
タンパク質はアミノ酸、脂質は脂肪酸、炭水化物は糖の最小単位である単糖類に分解される。
食物繊維は分解されず、吸収されないまま体内を移動する。
すべての細胞は血糖(血中のグルコース)をエネルギーとして使う。
特定の食物、特に精製された炭水化物は他の食物よりも血糖値を上げやすい。
そして、血糖値が上がるとインスリンが分泌される。
*インスリンはエネルギー代謝を調節する大切なホルモンで、脂肪の蓄積や貯蔵を促進する基礎的なホルモン*
炭水化物は体内で分解されて必要量以上のグルコースを作り出します。
インスリンはこの多量のグルコースを血中から放出させることと後で使えるように細胞に蓄える働きがあります。
また、体はグリコーゲン合成(グルコースをグリコーゲンに変えて、肝臓に蓄える)を行う。
しかし、肝臓には貯蔵する容量に限界があります。
*容量いっぱいになると余った炭水化物は体脂肪に変わる*
肝臓に貯蔵されていたグリコーゲンを分解してグルコースにして、
エネルギーとして使われる。
この働きは夜中に起きています。
ただし、夜中に食事を摂っていない場合の話だ。
グリコーゲンは比較的簡単に使うことができるが限界があります。
食事を摂らない時間が短ければ貯蔵しているグリコーゲンで補えるが、
食事を摂らない時間が長いと脂肪からグルコースを作り出します。
このことを『糖新生』と言います。
この時がまさに、脂肪が燃やされてエネルギーとして使われている時です!
なので、インスリンは貯蔵を促すホルモンということになります。
このインスリンを上手くコントロールを上手くすることが大事になってくる。
食べればインスリンが分泌され、食べなければ減少して脂肪が燃やされるので、
食べている時間と食べていない時間が12時間ずつになればバランスが取れていることになります。
🔵お腹すくのは脂肪が燃える前兆🔵
グリコーゲンはいわば「財布」であり、脂肪は「銀行」である。
どういうことかというと、
財布(グリコーゲン)に入っているお金はいつでも使うことができるが、財布に入る金額には限度があります。
しかし、銀行(脂肪)は入る限度はなくいくらでも貯めることができる。
しかし、いつでもすぐに使える訳ではない。
これは、蓄積された脂肪を減らすことの難しさを表しています。
普通、お金を使うとき、銀行のお金ではなく財布に入っているお金を最初に使うはずです。
でも「財布を空にしたくない」だからいつもいっぱいにしておこうとします。
そうすれば、銀行(脂肪)を毎回利用しなくても済むからです。
つまり、グリコーゲンが底をつき始めると、体は脂肪を燃やし始める前に、空腹を感じて何か食べたくなる。
なので、食事を摂る時間と取らない時間のバランスが崩れると、インスリンの分泌が増え、体脂肪が増える。
結果、肥満に繋がります。
肥満は急にはなりません。
肥満というのは、何年もかけてなるものです。
なので、体重の増える量も年に0.5~1kgほどになります。
エネルギーの蓄積やエネルギーバランスの調節を主に担うインスリンが設定体重を調節しているのは明らかであり、肥満になるかは脳内の視床下部が決めた設定体重によります。
そして、インスリンの反応にも「痩せている人」「肥満の人」では異なってくる。
「肥満の人」の方が空腹時インスリン値が高い傾向があり、食べ物に過剰に反応します。
今回お話した通りホルモンの働きによって体重が変動すると考えられます。
今後、さらに肥満に対して体重増減のメカニズムを理解して健康な体を手に入れれるように学んでいきましょう!
今回はここまでにします。
続きが早く知りたい方はこちらを参考にしているので見て下さい。
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最後まで見て頂きありがとうございました。
次回はこちらです。
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