太るか痩せるかは食事だけでは成功しない
こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
3回に分けて体重を落とす為にすること5ステップを解説しました。
中には気づいた方もいるかなと思いますが、これまでのお話では何を食べて何を避けるべきかが分かったに過ぎないのです。
何が言いたいかというと、これだけだと適切な物を食べているだけで、まだ肥満という問題に対して片面にしか対処していないということです。
体重を減らすには2段階プロセスが必要になります。
一つは「食べ物が何か」ということ、そして二つ目は「食べるタイミング」です。
恐らく大体の方がダイエットを始める時、変えることはいつも食べ物です。
しかし、食べ物だけではインスリン抵抗性という長期的な問題の解決にはなっていません。
前置きが長くなりましたが、今回は長期的な問題であるインスリン抵抗性を解決する為に何をすることがいいのかをお話します!
🔵「間隔」が長ければ長いほど良い🔵
体重が減らない悪いサイクルは何度も言いますが、
インスリン抵抗性が発生する
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インスリン値が高くなる
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高くなると体重設定値も高くなる
*結果*
どんなに体重を減らそうと努力しても、この設定値のせいで無情にも努力が無駄になる
ダイエットを成功させる為には、このインスリン抵抗性を招く”サイクル”を断ち切らなくてはならない。
何をすれば良いか、それはインスリン値がとても低くなる時間を繰り返しつくらなければいけません。
適切な食べ物を食べたとしても、インスリン値は多少は必ず上がります。
それだけではインスリン値をもっと低くするには不十分です。
具体的に何をするか・・・
それは「まったく何も食べない」という方法です。
つまり、『ファスティング(断食)』です。
ファスティングは一度は聞いたことがあるかと思います。
このファスティングを”間欠的”に行います。
研究によれば、「間欠的」なファスティングはとてつもなく有益な減量法であることが分かっています。
🔵医師が断言!間欠的ファスティングは痩せる🔵
ファスティングとは、スピリチュアルな理由や健康上の理由などから”自分の意志”で
食べることを節制することを言います。
参考にした本
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参考にしたページ
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ファスティングとは?5つの効果でカラダが変わる | メタトロン波動測定 50分で分かる自分のカラダ 東京神田
ファスティングの時間は自由に決めてよく、数時間でも数ヶ月でも良いです。
🔵毒素学の祖も最も優れた方法と保証済み🔵
人は皆ファスティングをしたことがあるはずです。
最近インフルエンザなど大きな病気になった時を思い出してみてほしいのですが、
その時、食欲がまったくなかったに違いありません。
ファスティングはある意味人間の本能なのだと思います。
古代ギリシャ人は、ファスティングをすると認知能力が高まると信じていたそうです。
なぜかというと、
何か祝いの席でも何でもいいですがご馳走をいっぱい食べたときを思い出してください。
食べた後、力がみなぎり、神経が研ぎ澄まされた状態になるか?
それとも、眠くなってきて少し頭がぼうっとした状態になっていたか?
恐らく後者だろう。
体内に入ってきた食べ物を処理するために血液が消化機能に集中するので、
脳にはあまり血液が巡らなくなります。
ファスティングはこれとは逆で、脳により多くの血液が流れるようになります。
西洋医学の父の一人といわれるパラケルススはこのように言っています。
「ファスティングは最も優れた治療法だ。体を内側から治すものである。」
🔵ホルモン総動員で脂肪を燃やしだす🔵
グルコースと脂肪は体の主なエネルギー源です。
グルコースが使えない時、体は脂肪を使うことで調整するが、健康には何も害はありません。
食事をしてからファスティング状態になるまでにはいくつかの段階があります。
1.食事摂取
食事をするとインスリン値が上昇する。
筋肉や脳といった組織がグルコースを摂りこんで、それをエネルギーとして使用する。
2.吸収後フェーズ(ファスティング開始して6~24時間後)
インスリン値が下がる。
グリコーゲンが分解されてグルコースになり、エネルギーとして使用。
蓄えられたグリコーゲンはおよそ24時間分ある。
肝臓がアミノ酸とグリセロール(脂質の1種)からグルコースを産生する。
血糖値は下がるが、下がっても正常の範囲である。
脂肪は中性脂肪となって蓄積されているが、グリセロールと脂肪酸に分解される。
グリセロールは3.糖新生で使われる。
脂肪酸は体の多くの組織でエネルギーとして使われる。
*脳だけは脂肪酸を使うことができない*
しかし、脂肪酸から分解されて生じるケトン体は脳で利用することができる。
ケトン体は脳で使うエネルギーの75%を賄うことができ、
産生されるケトン体はファスティングしているときは70倍も多く産生されます。
5.タンパク質保持フェーズ(5日目以降)
成長ホルモンが多量に分泌され、除脂肪組織(筋肉系や骨、血液といった脂肪以外の組織)が維持される。
基礎代謝を保つためのエネルギーは遊離脂肪酸とケトン体によって賄われます。
また、アドレナリンの分泌量が増え、代謝量が減るのを防ぐ。
このように人間の体は食べ物がなくても対処できるよう、うまく適応していきます。
ここでは、体が「グルコースを燃やす状態(短期的)」から「脂肪を燃やす状態(長期間)」に切り替わっていくプロセスを説明しました。
ここで知っておかなければいけないことは、この有益な適応変化は
「カロリー制限ダイエットをしているときには起こらない」ということです。
その理由は次回、
ファスティング時の「主要ホルモン」の働きで解説していきます。
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次回はこちらです。
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