脂質と肥満に関係性について
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こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
今回も前回、前々回に引き続き脂肪についてお話していきます。
前々回
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前回
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🔵脳卒中を予防するのは動物性脂肪🔵
前回の記事でも書きましたが、トランス脂肪酸の影響に誤りがあることが分かりました。
すると、どの研究でも「脂質を多くとっても健康に害はない」と示されるようになりました。
また、看護師健康調査では14年にわたって8万82人の看護師を追跡調査して、
「トランス脂肪酸の影響を除外すると、脂質の摂取量は、冠状動脈性疾患のリスクと、それほど関係があるとはいえない」と結論づけられました。
食品に含まれるコレステロールも安全とされます。
飽和脂肪酸についても、「食品に含まれる飽和脂肪酸が冠状動脈性疾患と関連があるという明らかなエビデンスはない」とされました。
また、飽和脂肪酸にはわずかながら脳卒中の予防効果もあります。
前回、フラミングハムでの20年に渡る追跡調査のデータでは、マーガリンの消費量のほうが、心臓発作と関わりが深いことがわかっています。
また、「バターを多く消費しても心臓発作にはあまり関係がない」ことも分かりました。
前回と今回のいくつかの研究と調査の結果から
飽和脂肪酸を多く摂取する人ほど脳卒中を起こすことが少ないが、
多価不飽和脂肪酸(植物油)は有益ではないことが判明しました。
一方で、一価不飽和脂肪酸(オリーブ油)は脳卒中に対する予防効果がある。
🔵脂質と肥満について🔵
食事に含まれる脂質と肥満の関係を示すエビデンスは一貫している。
両者には何ら関連性がない。
そもそも、脂質が懸念されてきたのには、心疾患に与える影響についてでした。
肥満への懸念は後から”付け足された”にすぎません。
これまで、肥満として悪者扱いされるようになった歴史として、
最初は炭水化物が悪者とされていました。
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しかし、「食事に含まれる炭水化物は脂肪分が少ないからいい」とされていましたが、
太るものだから悪いとされました。
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それが、いつの間にか「太るのは炭水化物のせいではなくカロリーのせいだ」とされるようになりました。
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カロリーが悪者となり、「脂質はカロリーの密度が高いので、体重増加の原因になる」
とされた。
*しかし、この仮説を裏付けるデータは、全くなかった*
全米コレステロール教育プログラムでも「摂取カロリーの多少にかかわらず、食事に含まれる脂質の割合と体重増加に関連性がある、という証拠はない」と認められる。
50年にわたって脂質が肥満の原因であることを証明しようとしてきましたが、
いまだにそのエビデンスを見つけることができていません。
なので、全乳やサワークリーム、チーズは、低脂肪の乳製品よりも有益であることが分かりました。
むしろ、太るのを防いでくれます。
脂質と一緒に他の食品を摂ると、グルコースの量が減りインスリンの過剰分泌を防いでくれます。
また、乳製品に含まれる脂肪分は、肥満を予防する働きが期待できます。
昔とは違い産業が発達したことによって、加工食品が多くなり、忙しい現代では手軽に食べられる加工食品ばかり食べるようになりました。
加工食品は太る原因の一つになるので、年々肥満が増えてしまっています。
今後、これらを改善しない限りは肥満は徐々に増えてきてしまいます。
肥満になりたくない方は、これからの食事の摂り方を意識していきましょう。
今回は、ここまでにします。
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最後まで見て頂きありがとうございました。
次回はこちらです。
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