炭水化物の中ではるかに太りやすいものといえば???
こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
『砂糖は太る』
皆さんが何気なく摂っている砂糖が体にとってすごい影響をもたらすことはご存知でしょうか??
デカく書きましたが、これは事実です。
1977年から2000年にかけて、砂糖の消費量はジワジワと増えてきました。
それと並行して、肥満率も上がっていったのです。
さらに10年後には、糖尿病の患者数も増加し始めました。
🔵最もNGな加糖飲料🔵
加糖飲料といえば、
ソフトドリンクや炭酸飲料、加糖された紅茶やジュースなどがあります。
1980年代から1998年までアメリカでは、年間212リットルもの加糖飲料が飲まれてきまいた。
しかし、加糖された製品は健康に良くないとされ、消費量が約20%近く落ちました。
それからアジアへと加糖飲料は広まり、砂糖の消費量はアジアにおいて年間5%ほど増加しました。
その結果アジアではある問題が起きたのです!
それは、糖尿病という災害です!!
1980年に2型糖尿病を患った中国人が1%だったのに対して、
2013年には、中国人の成人のおよそ11.6%が2型糖尿病になり、長い間チャンピオンだったアメリカの11.3%を抜く結果となったのです。
2007年以降2200万人の中国人が新たに糖尿病と診断されていたのです。
それほど、砂糖は他の精製された炭水化物よりもはるかに太りやすいということなのです!
🔵なぜ砂糖はこれほど太りやすいのか??🔵
それは、単純に高度に精製された炭水化物だからです。
さらに細かく噛み砕くと、
砂糖の主成分であるスクロースは、他の炭水化物と決定的に違う点があります。
問題なのは、スクロースに含まれる「フルクトース(果糖)」
フルクトースは果物に含まれる糖です。
肝臓内でのみ代謝可能で、グルコース(全体のエネルギー源)のように血液を介して循環することはありません。
なので、フルクトースは脳や筋肉のエネルギー源として利用ができません。
一般的に使われている人工甘味料(果糖ブドウ糖液糖)は、グルコースが45%、フルクトースが55%でできている。
<<人工甘味料(果糖ブドウ糖液糖)が使われている加工食品>>
・ピザソース ・スープ ・パン ・クッキー ・ケーキ ・ケチャップ
たいていのものには入っています。
フルクトースは肥満や糖尿病の原因になりやすいので、その割合が多いほど体は太りやすくなります。
🔵GI値とは🔵
『GI値(グリセミック指数)』を聞いたことはあるでしょうか?
これは、グルコースを100として、これを基準に他の食品の血糖値への影響を数値で表したものになります。
糖質がたくさんの鎖と結びつけばつくほど消化に時間がかかるので血糖値の上がりを抑えることができると言われてきましたが、これは正しくありません。
例として、
全粒粉のパンで数値は73、コカ・コーラが63、ピーナッツはとても低く7である。
炭水化物は基本的にGI値が高いが、今回、注目して欲しいフルクトースはGI値は極めて低い値です。
目に見えるほど血糖値が上がらないがはるかに肥満や糖尿病の原因になりやすいです。
フルクトースはかつては、GI値が低いので体に優しい甘味料と考えられていました。
では何が、問題なのでしょうか??
それは「量」です。
天然の果物では1日15~20グラムほどの量でしたが、果糖ブドウ糖液糖が開発されてからのフルクトースの消費量がジワジワと増えました。
特に若者の摂取量が多く、1日に72.8グラムまで増えていました。
そして、果糖ブドウ糖液糖の使用量が増加するにつれ、肥満も増えてきているのです。
🔵フルクトースの何がそんなにいけないのか🔵
前述したようにグルコースは体内のほとんどの細胞で利用することができるのに対して
フルクトースは肝臓でしか代謝することができません。
なので、フルクトースを過剰に摂取すれば肝臓に大きな負担がかかります。
また、グルコースのように何かに変換するといったシステムがないため、
余分な分は肝臓の脂肪になってしまいます。
つまり、過剰摂取は脂肪肝を引き起こしてしまうのです。
そして、確実に肝臓にインスリン抵抗性を発現させる。そうなれば太ることは免れることはできない。
今回はここまでにしておきましょう!
インスリン抵抗性についてわからない方はこちらでお話ししているので確認してください。
今回は少し難しいことも織り交ぜたのでもう少し細かく聞きたい方はこちらから
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最後まで見て頂きありがとうございました。
次回はこちらです。
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