タンパク質を摂っていれば痩せられる。本当にタンパク質は味方なのか??

 

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こんにちは

 

パーソナルトレーナーのまさきです❗️

 

前回の最後にインスリン値を上げ下げする要因としてタンパク質もあるといいました。

前回の記事をまだ読んでいない方は先にこちらを読んで下さい。

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これまで、低炭水化物ダイエットや低脂質ダイエットなどバランスを欠いた食事をしてダイエットをしていました。

こういったバランスを欠いた食事は健康に悪いと多くの方が言います。

 

しかし、大事なことはこうしたダイエットが本当に健康に悪いかどうかである。

 

 

🔵『炭水化物、タンパク質、脂質』不要なのは?🔵

 人間の体内で合成できない栄養素は食事で摂らなければならない必要不可欠な栄養素です。

そうした、栄養素を摂らなければ私たちは病気になってしまいます。

 

例えば、「必須脂肪酸必須アミノ酸などです。

 

だが、「必須炭水化物」「必須糖分」などといったものは存在しません。

ということは生きていく上で必要不可欠ではないということです。

 

徐々に時代が変わっていき、現在の主なダイエット方法は

「低炭水化物、低脂質、高タンパク質」です。

 

この方法では、字の通りタンパク質をたくさん摂るやり方です。

ここで心配されたことが、腎臓にダメージを与える可能性があるのではないかということです。

 

ですが、最近行われたいくつかの研究では、腎臓に目立った悪影響を与えることはないと結論づけられています。

 

🔵タンパク質の一番の問題🔵

   

 

それは、「体重を減らす効果があまりない」ということです。

 

理由はインスリンが体重の増加を招くから

これはずっと言い続けてきたことです。

 

インスリンというホルモンについて忘れた方へ

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なぜ、タンパク質がこれに関係しているのか??

 

精製された炭水化物がインスリン値をあげます。

しかし、そもそもどんな食べ物でもインスリンの分泌は促されます。

 

1997年にスザンヌ・ホルトが考案したインスリン分泌指数」は基準分量の食品を取った時のインスリン上昇値を測定するものです。

 

すると、GI値とは全く異なる結果が出たのです。

 

精製された炭水化物はインスリン値を上昇させます。

 

ここで、驚く真実が判明しました。

 

タンパク質も同じぐらいインスリン値が上昇していたのです。

 

今まで、GI値の対象としてされておらず、太らせる効果について無視されていました。

 

もう一度言いますが、血糖値とは無関係にインスリンは上昇します。

 

では、血糖以外でインスリン反応を決める要因は何があるでしょうか?

 

それは、「インクレチン効果」「頭相」です。

 

「インクレチン効果」

簡単にいうと、胃そのものがインスリンの分泌を増加させる「インクレチン」というホルモンを分泌することがわかっており、

口から食べ物が入り胃に到達することでインクレチンの分泌を促し、インスリン値を上昇させる

 

栄養価のない甘味料もカロリーがなくてもインスリン反応を刺激します。

 

このインクレチン効果は栄養成分が胃に到達すると、数分のうちに起こり始め約60分後にピークになります。

 

また、インクレチンには他にも大切な働きがあり、胃の内容物が小腸に届くのを遅らせることによって、グルコースの吸収を遅くします。

 

「頭相」

頭相とは”視覚や嗅覚、味覚によって反射的に起こる胃液の分泌”であり、

これもインスリンの分泌を促す経路になります。

 

ということは、どんな食べ物でも体重が増える原因となるのです。

 

そして、三大栄養素の中でインスリンの分泌を促す効果が最も弱いのが驚くことに脂質なのです。

 

 

🔵実は牛乳は怖い🔵

 

 

タンパク質の種類によってインスリンの分泌を促す力は異なります。

中でも『乳製品』特に強力な刺激物になります

 

乳製品はGI値が極めて低いです。

 

ではなぜ怖いのか??

 

それは、インスリン分泌指数が極めて高いのです。

さらに、糖分を含んでおり、そのほとんどがラクトース(乳糖)』です。

 

ラクトースについてはこちらを

     👇👇👇

https://gourmet-note.jp/posts/10707

 

また、牛乳にはカゼイン(80%)ホエイ(20%)と呼ばれる乳タンパク質を含んでいます。

この中でも、ホエイ全粒粉のパンよりもインスリン値の上昇を促す

これは、インクレチンの働きによるところが大きい。

 

上記でも話したようにインスリンの分泌が最も弱い「脂質」ですが、

オリーブオイルのような純脂肪インスリンも血糖も上昇させない

 

しかし、純脂肪のまま食べる食べ物はほとんどありません。

ということは、「脂肪分の多い食べ物が太りやすい」というイメージは、

それに含まれる『タンパク質』インスリン反応を引き起こしているということになります。

 

脂質をたくさん摂るにつれて、インスリンの反応が高くなることはありません。

 

それよりもタンパク質が驚きです。

 

タンパク質にもインスリン反応は大きな変化があります。

野菜に含まれるタンパク質はインスリン値をわずかしかあげていません。

だが、ホエイプロテインや肉(魚介類)は多量のインスリン分泌を促します。

 

では、本当にタンパク質は太るもとなのか?

 

正直、太る太らないとどちらの答えが正しいか難しいです。

 

インクレチン・ホルモンには様々な働きがあり、インスリンの分泌を促すだけでないからです。

 

次回はタンパク質が悪なのかそうでないのか話していきます。

 

 個人的に聞きたい方はこちらから

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最後まで見て頂きありがとうございました。

 

 

  

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次回はこちらです。

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