甘い食べ物がなぜ太ってしまうのか?
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こんにちは
パーソナルトレーナーのまさきです❗️
前回、フルクトースが太る要因としてあげました。
1980年に実験でフルクトースが人間にインスリン抵抗性を発見させることが分かっています。
この実験では、健康な被験者に1日1000キロカロリーのグルコースかフルクトースが与えられた。
結果
グルコースを与えられたグループにはインスリン感受性に変化はなかった。
しかし、フルクトースを与えられたグループでは、インスリン感受性が25%も減少した。
ここで、驚きなのがこの実験の期間が7日間ということである。
他には、2009年に行った実験では、8週間後には前糖尿病の症状を示しました。
この実験では健康な被験者に1日の摂取カロリーの25%をグルコースかフルクトースで甘味が加えられた粉末ジュースで摂ってもらった。
この割合は普段の生活で多くの方が摂っています。
結果
8週間後に前糖尿病の症状が出たのは
フルクトースで甘味を加えたグループの方でした。
インスリン値・インスリン抵抗性の値はフルクトースのグループの方がはるかに高かったです。
これらのことから、フルクトースを7日間摂るだけでインスリン抵抗性が発現することになり、
8週間後には、前糖尿病の症状が出ることがわかりました。
🔵インスリンが及ぼす影響(復習)🔵
ここで、簡単に復習をします。
通常、インスリンは何かを食べた時に分泌されます。
そして、グルコースをエネルギーとして利用するように働きかけ、一部を肝臓と筋肉に蓄えます。
肝臓と筋肉は無限に蓄えることができません。
では、蓄えることができなかったグルコースはどうなるのか・・・
それは脂肪として、蓄えられます。
つまり、肝臓がグルコースを脂肪に変換しているのです。
エネルギーがなくなると、グリコーゲンや肝臓に蓄えられた脂肪をエネルギーに変換して利用されます。
肝臓はいわば、風船のようにエネルギーが入れば膨らみエネルギーを使えばしぼみます。
1日の中で、食べる時間と食べない時間のバランスを保てば、脂肪は増えることも減ることもありません。
では、肝臓がすでに脂肪でいっぱいの場合はどうなるのでしょう?
パンパンい膨らんだ風船をさらに膨らませるのが難しいようにインスリンが脂肪肝にさらに脂肪を蓄えさせるのは難しいです。
しかし、身体はなんとかして蓄えさせようにとさらにインスリンの分泌量を増やして対応しようとします。
その結果、働きかけに対して抵抗性を持ち、通常のインスリン量では糖分を肝臓に蓄えさせられなくなります。
こうして、肝臓にインスリン抵抗性が発現してしまうのです。
🔵砂糖は危険な面を隠し持っている🔵
スクロース(ショ糖)という、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が半々に結合してできた糖があります。
このスクロースは、肥満原因が2つ持ち合わせている成分になります。
グルコースは、インスリン分泌を直接的に促す精製された炭水化物です。
フルクトースの過剰摂取は脂肪肝の原因となり、インスリン抵抗性を引き起こす直接的な要因となる。
つまり、スクロースは短期的なインスリンの分泌も長期的なインスリンの分泌も促します。
つまり、スクロースを主成分とする砂糖は、これら2つを兼ね備えているので
危険な食べ物なのです。
そして、「インスリン分泌」と「インスリン抵抗性」を同時に引き起こしてしまいます。
これを読んでいる方の中には甘い食べ物がものすごく大好きな方が多くいると思います。
私も甘いものは大好きです。
しかし、甘いものには砂糖がたくさん使われています。
当然、将来的に太りやすくなってくることになります。
今、甘い食べ物を食べ過ぎているなと少しでも感じた方は、まず半分に量を減らしましょう!!
今回はここまでにしておきます。
もう少し細かく聞きたい方はこちらから
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最後まで見て頂きありがとうございました。
次回はこちらです。
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